FP3級のテキスト選び。
本屋さんに行ってもいろんな種類がありどれを選んだらいいか困りますよね。
出来るだけ低コストで合格するためにベストなテキストはどれか。
私が実際に使用して、合格できたテキストを教えます。
そして、じっくり1ヶ月バージョンと最短1週間バージョン、2つの勉強スケジュールも合わせてお伝えしますよ〜!
おすすめテキスト
おすすめテキストはこちら。
FP3級を独学で勉強するときに最初にぶつかる挫折ポイントがテキストの読み込みです。
テキストが読みにくくて少しでも面倒に感じてしまうと、やる気がまったく起きず勉強が進まない・・・なんてこと、結構ありますよね。
しかもFPのテキストは分厚いものが多い!やる気がどんどん失われていきがちなんです。テキスト選びで大切なのは、中身が充実していることはもちろんですが勉強のモチベーションを出来るだけ下げにくいテキストを選ぶこと。
このテキストはとにかく解説がシンプルなのでめちゃめちゃ読みやすい・理解しやすいです。
そして大事なのが出題率・難易度が明確に示されていること。要点を絞って効率的に勉強できます。
また、このテキストはそもそもFPの試験ってどんなものなの?という「私、何もわかりません!」という状態からスタートしても大丈夫になっています。解説がシンプルなのに初心者にもわかりやすいようになっているのでテキストを読むのが苦になりません。
さらにすごいのが最悪試験直前2日前からの勉強でも対応できるようになっていること!!
独学で低コストに資格取得を目指す人にとっては最適な1冊ですね。
どうしても問題集も解きたい、という人は同じシリーズの問題集を揃えても良いかと思います。
ですが基本的にこのテキスト1冊と過去問(きんざいか日本FP協会のサイトから無料でダウンロードできます)があれば、問題集は必要ありません。
まずはこの1冊と無料の過去問をやってみて、不安を感じるようなら他のテキストを検討しても遅くないです。
実際私も他のテキストや公式のテキストを買ってみたり読んでみたりしましたが、結局はこのテキスト1冊で完結できました。
まず勉強に取り掛かるハードルをできるだけ低くすることが成功のコツです。
最短1週間で合格するスケジュール
FP資格を取るぞ!と申し込んだはいいものの、全然勉強出来ず1週間前になってしまった・・・というピンチの人に向けて、今からでも間に合うスケジュールです。
1週間=7日間、勉強する時間があると想定しています。
何時間勉強すれば良いかは進み具合によって異なりますが、テキストが終わってからの3〜6日目は1日4時間程度、試験前日の7日目は丸一日(少なくとも8時間程度)が目安です。
1〜2日目
まず、おすすめのテキスト「スッキリわかる スッキリわかる FP技能検定3級 白鳥光良(著)」をテキストの指示にしたがって2日間で終わらせてください。意地でも!絶対に!
最悪、ここである程度覚えられればFP3級は学科も実技もマークシート方式で問題の6割正解出来れば合格なので、なんとかなります。
でも、徹夜はしないこと!脳は睡眠を取ることで知識が定着しますので、必ず毎日睡眠は取ってください。
3〜6日目
ここからはテキストで頭に入れた知識を実際の過去問を解きながら思い出す練習に入ります。
FP試験だけではなくテスト全般に言えることですが、試験勉強の一番大事なコツは覚えることではなく思い出す練習をすること!
時間がありませんので、用意する過去問は直前2回分で十分です。
きんざいか日本FP協会のサイトから試験問題と模範解答をダウンロードしてください。
PDF形式でダウンロード出来ますので、自宅で印刷環境がある方は印刷しましょう。
ない方はコンビニのネットプリントを使うか、タブレットやパソコンなど大きい画面で確認できる人は印刷しなくても大丈夫です。
ですが、出来るだけ本番に近い形式で練習するために紙に印刷することをおすすめします。
過去問が用意できたら、ノートなど筆記用具を用意して1回分の学科を最後まで解きます。
この時、試験時間と同じ2時間で解ききることを意識してください。
ポイントは、わからない問題が出たらどんどん飛ばすこと。問題用紙はまだ繰り返し使いますので何も書き込まないこと。
その日のうちに答え合せをし、間違った問題やわからなかった部分の答えを確認。
正しい答えをノートに書き込むなどして改めてインプットします。
この時、正しい答えだけを書くノートを作っておくと試験食前に見直すときに便利です。
3日目はこれで終了です。
4日目は前日に解いた学科の問題で間違った問題のみもう一度挑戦してください。
このときに正答率があがっていればOK。また間違った問題があれば再度正しい答えを確認し頭にインプットします。
その作業が終わってから、1回目の過去問の実技の問題を試験時間と同じ1時間で解きます。
あとは学科と同じです。答え合せをし、間違った部分は正しい答えをインプットする。
翌日間違った問題に再挑戦することで、脳に繰り返し思い出す練習をさせ、正しい答えを定着させます。
5日目は昨日挑戦した1回目の過去問で間違った問題(学科も実技も)をまた解くところからスタートです。
そして正しい答えをインプットしたら、2回目の過去問の学科に挑戦してください!
今回も実際の試験時間と同じく2時間で全問解き終わるようにすること。
問題を解いたら答え合せをし、正しい答えをインプット。翌日再挑戦して思い出す。この繰り返しです。
6日目は間違った問題の再挑戦が終わったら2回目の実技に挑戦です。
終わったら答え合せをし、正しい答え、計算問題であれば解き方を頭に入れてください。
7日目
試験前日の7日目は、学科と実技の過去問2回分をそれぞれ時間の許す限り繰り返し解きましょう。
3日目から過去問に挑戦し始めて、6日目までに間違った問題は少なくとも2周は繰り返し解いていることになります。
7日目に再度頭から挑戦することで、一度正解した問題もあたらめて思い出すことで正答率をあげます。
正答率が9割を超えたら本番でも自信を持って挑んでください。
1週間お疲れ様でした。
じっくり1ヶ月で合格するスケジュール
じっくりといいながら勉強期間1ヶ月だけでいいの!?と思ったあなた。
1ヶ月時間があれば、必要な知識をインプットできます。あとは繰り返し思い出させる練習をするだけ。
FP3級は、独学でも1ヶ月あれば十分合格出来ます。
用意するものはテキスト1冊と、無料の過去問直近3回分(きんざいか日本FP協会の公式サイトからダウンロードしてください)。
こちらの勉強スケジュールは、1ヶ月=4週間、1週間につき6日勉強、1日休みで想定しています。
1周目〜3周目の1日の目安勉強時間は3時間ですが、試験直前の1週間は1日4時間が目安です。
1週目
FP3級の試験範囲は、以下6つの分野からとなっています。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
実技も上記の試験範囲の中から出題されます。
ですので、1週目は1日で1分野づつおすすめテキストを読み進めてください。
ここできちんと覚えないと!と自分にプレッシャーをかけすぎると挫折しますよ。
勉強を継続するコツは、挫折する危険を出来るだけ減らすこと。
人間ってどうしても失敗したと思うとやる気がどんどん失われていきます。
なのでテキストの読み込みの段階で挫折しないように、ここではさら〜っとで大丈夫です。
どこにどんなことが書いてあったか、うっすら覚えていればOKです。
2週目
2週目からはいよいよ過去問を解いて知識の定着、そして思い出す訓練に入ります。
まず、用意した1回目の過去問の学科を2時間で最後まで解いてください。
過去問は、きんざいか日本FP協会のサイトからPDF形式の試験問題と模範解答がダウンロードできます。
紙に印刷して本番と似た形式で使うことをおすすめします。
印刷環境がない方はコンビニのネットプリントを使うか、タブレットやPCなどの大きな画面で見ると良いでしょう。
過去問の問題用紙は何回も繰り返し使いますので、何も書き込まないようにしてください。
最後まで問題が解けたら、模範解答を見て答え合せをします。
間違った問題は正しい答えをノートなどに書き込み、改めて正しい知識をインプットします。
この時、正しい答えを書くノートを別に用意すると試験直前に見直せて便利です。
翌日、昨日間違った問題のみ再挑戦します。
間違った問題を解き終わり答え合せをしたら、実技の問題を実際の試験時間と同じ1時間で解いてください。
解き終わったら、答え合せをして正しい知識、計算問題の解き方をインプットし、翌日再挑戦します。
基本的に、この問題を解く(アウトプット)→答え合せ→正しい知識のインプット→翌日再挑戦(アウトプット)の繰り返しです。
2週目は1回目の過去問を使って学科、実技をそれぞれ1日づつ交代で解きます。
6日間で同じ過去問を3回繰り返し解いたことになります。
3週目
3週目は2回目の過去問を使ってください。
やり方は2週目と一緒です。1日目に学科を解く、2日目に昨日間違った学科の問題に再挑戦し実技の問題も解く、3日目は昨日間違った実技の問題に再挑戦し、学科をまた頭から解く、というように繰り返し過去問を6日間かけて解きましょう。
2回目の過去問の正答率が9割超えたら、途中で3回目の過去問に切り替えてもOKです。
4週目
4週目までくるとかなり正答率があがってきていると思います。
ここまできたら、今度は1日で学科と実技の問題両方を解いて、さらに知識を定着させていきましょう。
1日目は1回目の過去問全てを3時間で解き答え合せに1時間、2日目は2回目の過去問を使って、3日目は3回目の過去問を使ってください。
6日間で2回、繰り返し問題を解いたことになります。
最初から数えると1回目、2回目の過去問は全部で5回も解いたことになります!
繰り返し過去問を解いて気付いていると思いますが、毎年同じような問題が出題されますので過去問の正答率が9割を超えたら自信を持って大丈夫でしょう。本番では正解が6割を超えていれば合格ですから。
ここまでお疲れ様でした!
あとは本番、今まで繰り返し勉強してきた自分を信じて挑戦するのみです。